浦和学院(南埼玉)は、初戦で5年前の夏に敗れた仙台育英(宮城)との再戦が決まった。

 センバツ王者で春夏連覇を目指したが、阪神ドラフト1位の馬場皐輔投手らを擁した仙台育英に10-11でサヨナラ負け。当時の2年生エース小島和哉投手(早大=4年)は182球の熱投も、8回2/3で降板し、ベンチでサヨナラの瞬間を迎えた。

 森士監督(54)は「5年前に負けた相手。神様のおぼしめしですかね。地力で超えていきなさいと。(決まった瞬間は)驚きましたね、まさかと。うちとしてはやらせていただきたかったので、うれしいです」と話した。