高校日本代表がスーパーラウンド初戦の台湾戦に臨み、1-3で完敗した。打線を大幅に組み替え攻撃的なオーダーで臨んだが、相手先発のサウスポー・王彦程の前に力負けし、わずか2安打。力差を見せつけられる格好で2大会連続6度目の優勝の可能性が消滅。中国との3位決定戦に回る。

3番根尾が最後の打者となった。初球を仕留めにいったが、打球は力なく遊撃手の前に飛び「流れを変えようと、塁に出ようと思ったけど、まだ力が足りなかった」と肩を落とした。それでも2回の守備、右前安打で三塁を狙った一塁走者を好送球でタッチアウトにした。敗戦の中で光るプレーは見せた。残るは中国相手の2試合。来年のU18ワールドカップに出場できるのは3位まで。「残り2つ全部勝つつもり」。来年戦う後輩たちのためにも、負けられない戦いになる。