第91回選抜高校野球大会(来年3月23日から12日間、甲子園)の出場校選考の重要な資料となる秋季大会は4日、10地区全てが終了した。

来春センバツの関東・東京地区の出場枠は「6」。東京大会優勝の国士舘(東京)と、関東大会優勝の桐蔭学園(神奈川)準優勝の春日部共栄(埼玉)は当確、4強の習志野(千葉)山梨学院は有力といえる。残る1校は関東大会8強の東海大甲府(山梨)佐野日大(栃木)横浜(神奈川)前橋育英(群馬)と、東京大会決勝で好左腕・中村晃を擁し善戦した東海大菅生(東京)が候補。関東大会準々決勝では前橋育英と、152キロ左腕の及川雅貴投手(2年)のいる横浜がともにコールド負け。関東・東京地区の6校目は、試合内容に加え地域性も考慮されるだけに、桐蔭学園に1-8で敗れた佐野日大の試合をどう判断するか注目だ。出場は32校で一般選考が28校、21世紀枠が3校、神宮大会枠が1校となる。来年1月25日の選考委員会で決定される。