今月中旬にキューバに遠征する東京都高野連選抜の東海大菅生・中村晃太朗投手(2年)が、東都大学リーグの日大の1年生との練習試合に先発し、5回1失点と好投した。

キレのある直球、スライダー、チェンジアップをコーナーに集め、凡打の山を築いた。「いい緊張感の中で投げられた。スピードでは大学生に勝てる気がしなかったので、自分の個性を出そうと思った」と振り返った。試合は0-5で敗れたが、監督を務める帝京・前田三夫監督(69)は「中村君は良かったですね」と評価した。