日本学生野球協会は1日、都内で審査室会議を開いた。春日部共栄(埼玉)の本多利治監督(61)は「監督の暴力(部内)および報告義務違反」で1月12日から5月11日までの4カ月間、松山聖陵(愛媛)の荷川取秀明監督(37)も同理由で1月26日から3月25日までの2カ月間、それぞれ謹慎処分となった。

また、龍谷大平安(京都)の野球部顧問も部内暴力で昨年12月14日から今年3月13日までの3カ月間の謹慎処分に。2月18日の登録締め切り時が謹慎期間にあたるため、3人とも選抜高校野球(3月23日開幕、甲子園)でベンチに入ることはできない。

また、帝京五(愛媛)の監督(51)は暴力やハラスメント行為が上申され、昨年12月19日から今年4月18日まで4カ月の謹慎に。高校では部員の盗撮行為も2件、処分対象となった(校名は非公表)。大学では、岐阜経済大で未成年部員44人の飲酒が発覚し、昨年12月12日から今年3月11日まで3カ月の対外試合禁止処分となった。