昨夏の東東京大会準優勝の小山台は、今大会も準々決勝で早実に打ち勝ったが、国士舘打線の前に先発安居院(あぐい)勇源投手(3年)が6回までに10点失点し、7回コールドで力尽きた。

福島正信監督(62)は「早実に勝つなど、頑張ってきたんですけどね」。4番吉田大晟捕手(3年)は6回のサインミスによる走塁死に大粒の涙を浮かべ「チームに貢献できず申し訳ない」とうつむいたが、6回には重盗で畳み掛ける相手の機動力を落ち着いて処理。夏へ修正ポイントも明らかになった。