花巻東「エース」を争ってきた左腕・中森至(3年)と最速147キロ右腕・西舘勇陽(3年)の1失点リレーで、2年連続優勝に王手をかけた。

打撃でも好機にしっかりゴロを放って2打点の中森は、右股関節痛の影響で今季初登板に「緊張したけれどコントロールが良かった。打者としても貢献しないといけないので、上からたたいて点数が取れて良かった」。打者5人に4奪三振で締めた西舘も「去年の秋の決勝は自分が打たれて負けたので、優勝旗は譲れない」と“キング”にこだわった。