常総史上最強の夏へ-。3年ぶりの甲子園出場を目指す常総学院(茨城)の初戦は、7月11日に鬼怒商と那珂の勝者と対戦することが決まった。手塚悠主将(3年)は「やるべきことは変わらない。(優勝旗を)奪還したい」と話した。

今年の常総学院の特徴は、下位打線でも1発がある超強力打線。1番から9番の総本塁打数は120発を越える。チーム内で“守備職人”と呼ばれる手塚も本塁打は8本。切れ目のない打線に貢献しているが「アウトをどこで取れば良いの? と相手に思わせられる打線が理想」と、現状に満足せず、さらなる成長を目指す。

昨年も前評判は高かったが、大会前にけが人が続出。甲子園出場はかなわなかった。「今年はけが人もなく万全です」と、令和初のタイトルへ自信をのぞかせる。茨城の常勝軍団が栄光への階段を駆け上がる。【倉田祥太】