今春、作新学院に勝利した県立の雄・栃木工は、16日の初戦で宇都宮工と足利の勝者と戦う。主将の増田尊内野手(3年)は「やるぞ、という気持ち。青藍泰斗戦がヤマ場です」と、準々決勝で実現する可能性があるシード校同士の対戦を挙げた。

増田は昨年6月、練習試合で左足前十字靱帯(じんたい)を損傷。今年4月に復帰すると、チームは春準Vを成し遂げた。頼れるキャプテンに導かれ、夢の聖地へ駆け抜ける。