大船渡(岩手)の最速163キロ右腕・佐々木朗希(3年)フィーバーに、清宮シフトが役立った! 岩手県高野連盟は4日、盛岡市内で「報道にかかわる打ち合わせ会」を開催。

岩手大会要項に「大船渡戦に際しての取材要項」を追加した。同高野連の大木秀一事務局長は「16年岩手国体の時の対策も参考にしています」とし、早実・清宮幸太郎内野手(現日本ハム)が出場する可能性があった国体前準備の経験が生きたことも明かした。

遠野緑峰との2回戦(15日)を行う花巻球場の駐車場は通常1000台だが、近隣施設を含めて、16年を上回る1700台分を確保した。試合後取材は特別待遇。通常は責任教師に許可を得て自由取材だが、大船渡は球場内会議室を使用。監督(ENG3分、記者5分)、佐々木(ENG3分、記者10分)と細かく時間も設定。球場外に臨時記者室を設置することも決定した。今春の県大会などは小規模球場のため多少の混乱はあったが、夏は交通の利便性も良く万全だ。