佐賀大会が開幕し、プロ注目で佐賀商主将の済木龍輝遊撃手(3年)が大会連覇を誓った。開会式で優勝旗を返還。「先は考えず、目の前の敵を倒す意識で臨みたい。去年の甲子園は1回戦負けしたので、絶対にまた出て全国制覇したい」と気合を入れ直した。

昨夏甲子園は1番・遊撃手で出場も結果を残せなかった悔しさをバネに挑む。「体が小さくて力負けした」という全国舞台の教訓を糧に冬場の約500スイングや筋力トレーニングで鍛えてきた。高校通算9本塁打。ソフトバンク今宮健太遊撃手(27)を目標に飛躍を期す。シード校として9日杵島商との初戦に臨む。