宇都宮南が初戦からエンジン全開でコールド勝ち発進した。

初回に3番の高田知希内野手(3年)が四球を選び、続く4番佐々木優斗(3年)が先制の適時二塁打。先制ホームを踏んだ高田は「内容はどうであれ、先制というのはでかいので、うれしかった」と喜んだ。その後も2、4回に打者一巡の猛攻。計13安打で12点を挙げた。

今春の地区予選、県大会に続き、この試合が3度目の開幕戦だった。伊藤賢治監督(51)は「選手は緊張していたかもしれないけど、私はそんなに」と落ち着いた表情で振り返った。次戦は佐野松桜と鹿沼南の勝者と、16日に対戦する。「投手の制球、打者も打てる球を見極めないと」と気を引き締めた。【佐藤勝亮】