大崎中央が4年ぶりに初戦を突破し、就任3年目の平石朋浩監督(32=写真)が夏初勝利を手にした。

2ー0の3回裏にエース大瀧龍星投手(3年)が制球に苦しみピンチに陥ると、斎藤龍輝投手(3年)に交代。2死満塁の場面を1球で脱した。平石監督は「大瀧の爪が割れるアクシデントがあったが、斎藤は強いボールを投げられるので」と見事にゴロで仕留め、采配を的中させた。

「高校時代の3年間も夏では1勝できなかったが、特別なうれしさはないです」と、まだまだ先を見据えている。