校歌を歌いながら、市川・徳竹智大外野手(3年)は涙があふれた。5回からマウンドに上がりAシードの銚子商打線を2安打無失点の好救援。

0点が並ぶスコアボードを見て「Aシードに勝っちゃった。僕がやったんだ」と感動に涙が止まらなかった。県内屈指の進学校で、練習時間はわずか2時間。毎日50球を集中力を高め投げ込み、朝は7時に登校し勉強にも励んだ。「甲子園? まだ今日勝った感動でいっぱいです」と笑顔に変わった。