158キロを体感した金沢大付の3番・二宮聖夢(まさむ)内野手(3年)は、奥川と幼稚園時代の同級生だった。2球目の158キロをファウルにし「(球速は)本当に? と思いました。速すぎて(他の150キロ台との)差がわからなかった」と仰天。

「直球1本で勝負してくれました。当てるのは何とかなりましたが、打つのは難しかった。楽しそうに野球をするところは変わってなくてうれしかった」と振り返った。