鳥栖が延長10回の激闘を制し、2年ぶりの決勝に進んだ。東明館が主導権を握り1回に先制。2回にも2死二塁から1番・柴田恭佑二塁手(2年)の左中間三塁打で加点した。

鳥栖は1-2の4回2死一、三塁で堀江幸弘監督(54)の長男で9番の健太朗外野手(3年)が左前に同点適時打を放った。さらに同点の5回、押し出し四球と犠飛で逆転に成功した。

だが粘る東明館もすぐ追いつくなど、互いに譲らないシーソーゲームで5-5の延長戦に突入。鳥栖は10回に2死三塁で2番・村山航也内野手(3年)が中越え勝ち越し三塁打で試合を決めた。