投手として、佐賀北の07年夏の甲子園優勝に貢献した久保貴大監督(30)が率いる同校が、5回コールド勝ちで5年ぶりに決勝に駒を進めた。

相手投手をビデオなどで研究した対策が実り打線が爆発。3回から毎回得点を重ね、12安打10得点。エース左腕、川崎大輝投手(3年)も5回1安打無失点と、攻守に圧倒した。就任後2度目の夏で決勝進出を決めた久保監督は、鳥栖との決勝へ「(鳥栖は)見てて粘り強い。こちらも粘り負けしないようにしたい」と意気込んだ。