北海(南北海道)辻本倫太郎主将(3年)が、入場行進の先導役を務めた。

北海は今大会の出場はならなかったが、甲子園球場が完成した1924年(大13)の第10回大会に出場(当時北海中)。開幕試合で静岡(当時静岡中)を5-4で下した聖地初勝利校ということで、抜てきされた。

49校の先頭を伝統の「H」と入ったキャップをかぶり、堂々と行進。「先輩たちのおかげで、こういう大役をいただけた。感謝しています。音楽のテンポに合わせ、だらしなくならないように歩きました。広くて観客がたくさんいて、いいところでした。後輩には、野球で頑張ってここに来られるようにと、伝えたい」と話した。

辻本は1日に関西入り。2日にプラカードを持つ西宮高校と練習、5日に開会式リハーサルと、段階を踏んで準備をし、本番に臨んだ。