開会式を終えた聖光学院(福島)・清水正義主将(3年)は、高校野球生活のカウントダウンを実感した。

「開幕ということは、終わるチームがある。自分たちもそろそろ寿命が尽きるかもしれないんだなあと思った」。

前日のミーティングでは斎藤智也監督(56)から「福島でも甲子園でもやることは変わらないぞ」と繰り返され、気持ちを新たにした。この日の練習はオフで、「甲子園歴史館と温泉に行きます」とリフレッシュし、12日の初戦に備える。