大阪桐蔭(大阪1位)が明石商(兵庫2位)を下して4強入りを決め、2年ぶりのセンバツ出場を濃厚にした。

初回、2回は明石商に攻められた。四球で出した走者を全て適時打でかえされ合計3点を奪われた。だが、3回2死から死球と右前安打で2死一、二塁とし、3番西野力矢内野手(2年)が2ボールから3球目を捉え右越えに同点3ラン。試合を振り出しとし、6回2死二、三塁から相手先発・中森俊介投手(2年)の暴投で勝ち越した。

会場はこの日の試合を観ようと、前夜からチケット売り場で場所取りをする徹夜組が現れるなど、夏の甲子園と同じような状態に。当日朝もチケット売り場には長蛇の列ができ、内野席は満席。外野席もびっしり埋まり立ち見客も多数いたほどの盛り上がりだった。

この敗退で、明石商は来春のセンバツ出場が微妙なラインとなった。