明徳義塾・馬淵史郎監督(64)は来春から「申告敬遠」も導入されることについて、驚きの声を上げた。「そのうちには、と思っていたが、採用されたんか…。時間短縮を考えればね。申告敬遠があれば、あんなに問題になることはなかったかな(笑い)」。92年夏の甲子園で物議を醸した「松井の5敬遠」を思い出しながら苦笑した。

敬遠については、自らの経験を踏まえて話した。「敬遠の後に、投手が暴投を投げることがよくあるんよ。気を抜いて、ボール球を投げた後は特に」。名将は敬遠直後のスキを狙っていたが、そんな展開は少なくなる。