注目された関東・東京の6校目は、花咲徳栄(埼玉)が選出された。花咲徳栄は山梨学院に敗れて関東8強にとどまったが、高校通算47本塁打の井上朋也内野手(2年)を中心に攻守のバランスが取れた好チーム。

選考委員は「花咲徳栄は投手力で帝京投手陣を上回った。攻撃力も圧倒的な力だった。投手力を含めた総合力で花咲徳栄にやや分があると判断した」と説明し、チーム力の高さを評価した。東京準優勝の帝京は、9年ぶりの甲子園に届かなかった。