道内の高校野球部は今-。新型コロナウイルス感染拡大でセンバツは中止。道内も春季全道が中止となり、各地区大会だけが5月中旬に延期されて行われる。各校の活動は、公立校は一斉に休止中で、私立校は再開しているチームもあれば、4月中旬ごろまで自粛するチームもある。日刊スポーツでは独自に活動状況を調査。この状況下、どのような思いで球春を待っているのかを探った。

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北海道大谷室蘭は3月14日と道内で最も早く練習を始めているが、対外試合に関しては慎重だ。今月12日に公立の大麻と最初の練習試合を予定している。坂本亘監督(50)は「公立校は動きだして間もないので、ケガの危険がある。日程を遅らせる相談をしようか考えている」と気遣った。状況次第で、18日以降の対外試合を見据える。