東北北3県で第102回全国高校野球選手権大会(甲子園)中止決定後初の練習試合が行われ、球児たちは各県での代替開催を信じて懸命なプレーを見せた。

   ◇   ◇   ◇

十和田はダブルヘッダーで連敗したが、2本塁打など打力向上の成果を披露した。16日の五城目戦に続いて高校通算5発目を放った藤田大樹捕手(2年)は「夏の大会がなくなって残念ですが、代替開催で勝っていけるように3番としてランナーをかえしたい」。

人生初本塁打の安保蓮外野手(2年)も「今日は引っ張りだったので、次の目標はバックスクリーン」と向上心にあふれていた。