長野県高野連は29日、松本市内で理事会を開き、中止となった今夏選手権大会に代わり、独自大会の開催に向け準備することを確認した。新型コロナウイルス感染拡大の危険性が高まらないことと、平常の学校生活が送れていることの2つを前提条件に、7月18日開幕を目指す。

現在、球場の確保を続けており、日程の詳細、大会形式などは固まった段階で発表する。西條浩章会長は「県の大会ではあるが、基本的には春、秋の形が妥当だと思います」と話した。春季、秋季のように、4地区に分ける地区大会となる可能性を示した。

今後、球場の確保が十分にできなければ、県NO・1までは決められない可能性もある。それでも、同会長は「各チームが必ず1試合はできるが、それで終わりにはしたくない。3年生の思い出作りではなく、真剣勝負の場にしたい」と、引き続き球場確保に努力することを強調した。