来月11日開幕の「夏季静岡県高校野球大会」の組み合わせが27日、代理抽選によって決まった。優勝候補の静岡商は2回戦から出場し、星陵対桐陽の勝者と対戦。昨夏県王者の静岡高は、1回戦で三島北と対する。両校はこの日、校内のグラウンドで練習試合を行い、静岡商のエース高田琢登投手(3年)が昨秋県王者の藤枝明誠戦に先発。4回1安打無失点と好投した。静岡は加藤学園と対戦。7回に4番関宮楓馬捕手(3年)が犠飛を放ち、6-5でサヨナラ勝ちした。

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藤枝明誠が6回に4連打で3得点し、逆転勝ちした。先発した高松正人投手(3年)が、5回2失点と好投。これまでのチーム内では3番手以下だったが、自らの成長をこの日も結果で示した。

光岡孝監督(42)は「球威で勝負ができる子なので、今後が楽しみ」と目を細めた。

来月の県大会1回戦で、浜松修学舎と対する。「組み合わせは関係なく、初回の入りが重要になる」と話した。