山形東の先発右腕・浜田朝晃(3年)が最速140キロの直球を武器に2回まで無失点と踏ん張ったが、最後は力の差を見せつけられた。

唯一の女子選手として一緒に練習をこなしてきた長谷川柚月(3年)は、ユニホームを着て記録員でベンチ入り。守備の際には、それまでの相手選手の打席結果を大声で伝えるなど、ともに戦った。小4から野球を始め、中学ではソフトボール部。「みんなと同じ瞬間に、同じ場所で終わることができてうれしいです」と目を潤ませた。