高校球界初のドミニカ共和国からの留学生、大阪偕星学園ダビッド・バチスタ・モレノ外野手(2年)が最終回1死走者なしの場面に、代打で登場。最後は外角スライダーを見送っての3球三振という、ほろ苦デビューだった。

ダビッドは「ジャストミートできず、気分はよくないです」。来日が18年11月で、昨年6月に編入。初めて覚えた日本語は「おなか、すいた」で、お気に入りは「ありがとうございます」というが、まだ未熟なため、この日の取材のやりとりはスマートフォンの翻訳ソフトを通したもの。新チームから、ベンチ外だった投手のワーネル・マニュエル・リンコーン・デ・ラ・クルーズ(2年)とともにレギュラーの座を目指す。