六日町(新潟)は白根・吉田・阿賀野・村松の連合チームに21安打を浴びせ14四死球を選び28-0の5回コールド勝ち。圧勝の中で快記録も生まれた。

主将の北村凌士遊撃手(3年)がサイクル安打を達成した。4回は左翼への満塁弾。同一イニングに左中間への三塁打も飛び出した。初回の1死には快勝の口火を切る左翼線二塁打。「サイクルがチラついて自分のスイングができない」と話していた5回1死一塁の場面で、きっちり中前打を打った。「たいした打者ではないが、とにかく強い打球を意識した」と北村は底抜けの笑顔だった。