桜丘(東東京)はコールド負けの展開から一転、大逆転勝利を挙げた。7回に4点を失い2-9とされ、さらにマウンド上の井出陽文投手(3年)が右ふくらはぎのけいれんを訴えた。

エースのピンチに打線が奮起、その裏5安打で5点、8回は3安打で4点を加え逆転した。井出は「勇気づけられた。自分が抑えるしかないと思った」と9回完投した。中野優監督(30)は「子供ってすごい」。ビックリ顔だった。