東海大相模は、7回コールドで川崎北を下し、初戦突破した。

今秋のドラフト候補、山村崇嘉内野手、鵜沼魁斗外野手、西川僚祐外野手(いずれも3年)がそろって先発出場。1番山村は3回2死満塁で左中間に走者一掃の3点適時二塁打を放ち、4打数1安打3打点だった。2番鵜沼も4打数3安打と勝利に貢献した一方で、4番西川は4打数無安打1三振。高校通算55本の主砲は「チャンスで2回回ってきたのに打てなかった。申し訳ないです」と反省した。

結果的には快勝だったが4回以降は無得点。門馬敬治監督(50)は、さらなる奮起を促した。「高校生に調子はない。まだまだ発展途上。(高校生が)調子という言葉を口にしたら成長は止まる。帰ってすぐバットを握るか、調子が悪いと言って休むか。うちの選手なら多分まだまだと言って、バットを持って室内練習場にいると思う。そこをこっそり見たいです」とエールを送った。