被安打7、6失点の村上桜ケ丘・菅原岳心投手(3年)の表情に曇りはなかった。「この夏は最高でした」。背番号7をつけ、1人でマウンドを守り抜き、この日は8回で124球を投げきった。「自分の持っている力をすべて出した」と言いきった。ベテラン松田忍監督(70)は「ここまで頑張れたことに満足。本当によくやってくれた」と菅原や他のナインをねぎらった。