相洋の2番手、石井将吾投手(3年)がパーフェクトリリーフを見せた。6-0の5回から登板。3イニングを打者9人で抑え、7回コールド勝ちにつなげた。「(先発の)吉川がいい投球で粘ってくれていた。中盤以降、自分が流れを持ってこられて良かったです」と喜んだ。

入学直後の1年5月に右肘を手術した。疲労骨折のためで、本格的に投球を再開できたのは2年の春になってから。「自分は1年、遅れて入ってきました」と話す。チームメートとの差を縮めようと、冬はフォーム改善と体づくりに励んだ。球速は昨秋から10キロ近く上がり、140キロ台前半に。下半身がどっしりした分、上体を使って球が走るようになった。

第1シードだが、王者・東海大相模の壁は高い。昨秋は準決勝で1-12と大敗した。石井は「リベンジしたいです」と意気込んだ。再戦の舞台は、決勝となる。