今大会注目のドラフト候補、明石商(兵庫)・中森俊介投手(3年)が、甲子園で150キロを計測した。0-0の3回1死走者なし、1番飯塚にカウント2-2から投じた6球目、外低めのボール球となったが、球場の電光掲示板に「150km」と映し出された。

飯塚を124キロスライダーで三ゴロに仕留めると、続く曽我を初球の149キロ直球で遊ゴロに打ち取り、3者凡退でこの回を終わらせた。

この日の第1球は、外角高めの148キロ直球。桐生第一の1番飯塚に初球を投じ空振りを奪うと、明石商側のスタンドからはどよめきの声が漏れた。初回は内野安打と死球で1死一、二塁とされるも、後続を打ち取り無失点。

明石商は昨年の甲子園春夏4強。中森は最速151キロの直球を誇っている。