第73回秋季全道高校野球(10月4日開幕、札幌円山ほか)の組み合わせが24日、決まった。2年ぶり12度目出場の札幌光星は1回戦で千歳と対戦する。地区予選3試合を無失点で勝ち上がり、安定した投手陣が武器。この日、全道のメンバーが発表され、18人中6人の投手がベンチ入りした。合坂真吾監督(44)は「今年は投手の枚数がいる」と層の厚さに自信を持つ。

冬場から投手陣を野手陣の練習にも参加させ、外野守備や打撃練習にも力を入れさせた。「フィールディングが良くなり、打席に立つことで配球も良くなった」と同監督。エース村山太一(2年)は「送球で肩を大きく使い、腕の振りが速くなった」と効果を語る。

背番号10の松崎慎斗投手(2年)は「全員で5試合を投げきりたい。ゼロに抑えたい」、初登板を待ち望む矢花大聖一塁手兼投手(1年)は「少しでもチームに貢献したい」と話した。【保坂果那】