注目の強豪校対決は、投打に東海大相模が9-1の7回コールドと横浜を圧倒し、関東大会進出を決めた。

東海大相模は1回、1死一、三塁から4番、柴田疾内野手(2年)が中前適時打を放ち1点先制。4回表には、佐藤優真外野手(2年)の左越え三塁打を足掛かりに、手堅くスクイズで追加点を奪った。

5回には大塚瑠晏(るあん)内野手(2年)が左越えソロ本塁打。さらに2死一、三塁から小平直道外野手(2年)の右中間を破る適時三塁打で2点。着実に加点し点差を広げ、7回には1本塁打を含む4安打で4点を挙げ、試合を決めた。

先発の石田隼都投手(2年)は、持ち前の早いテンポで投球を続け、横浜打線を6安打1失点に抑えて完投した。

横浜は、先発の最速147キロ左腕、金井慎之介投手(2年)が初回から制球を乱した。2四死球で1死も取れないまま、降板し右翼の守備に就いた。続く2投手も、東海大相模の強力打線を止めることはできなかった。