3年ぶりに8強入りした東海大相模(神奈川)は雨天中止となった28日、甲子園の室内練習場で練習を行った。

ランニング、ティー打撃などで約2時間。大塚瑠晏主将(3年)は「今日も『1日成長する』をテーマにいい雰囲気でできました」と振り返った。準々決勝の対戦相手は、ドラフト候補左腕・毛利海大投手(3年)擁する福岡大大濠。「相手投手は真っすぐの質がいいので、そこをイメージしながら、低く強い打球でつなげていく。今日の練習はプラスになりました」と、雨天中止を前向きに捉えた。

これまで2試合を戦い、計4得点。打線の奮起がカギを握る。門馬敬治監督(51)は「決して悪い状態ではない。試合が終わった後、1点でも多くとっていればいい。明日の試合も、どう福岡大大濠の投手陣を打ち崩すか、得点をとるかに焦点をしぼっていきたい」と打撃陣に期待した。

これまで東海大相模は、春の甲子園準々決勝では5勝無敗と負けなし。門馬監督は「今年は今年」と気持ちを引き締めた。