今春のセンバツに出場した北海が、初戦で札幌平岡を5回コールドで下した。プロ注目の最速148キロ左腕、木村大成(3年)は先発し5回2安打8奪三振、無四球無失点。打撃でも初めて4番に入り、5回無死満塁で走者一掃の左中間適時二塁打を放ち、勝利に貢献した。

スタンドに8球団10人のスカウトが集まる中、この日の最速は146キロ。木村は「投球面に関しては、直球は質もコントロールも良くなかったが、スライダーはピンチで空振りも取れたので良かった。夏もまた甲子園に行けるように、投げる方も打つ方も毎試合、しっかり準備したい」と話した。