新座は、粘りを見せたが7回コールドで初戦敗退となった。村松英高監督は「3年生を中心にやってきて、ゲームの中で成果を発揮してくれました。粘り強く、よく頑張ってきた」と言葉を贈った。

先発を任された山口暖(はる)投手(3年)は、コロナ禍でも人一倍練習を積み重ねてきた。2、3回は打者一巡の猛攻を受け、3回を11失点(自責9)で降板した。

2番手として、右翼手からマウンドに上がったオディカヌハム・ビクト投手(2年)は、テンポよく投げ込み3回を被安打3の無失点だった。

5回コールドは原島暖(はる)主将(3年)の適時二塁打で回避したが、7回に2点及ばずコールド負け。原島は「口では緊張していないと言っていたけど、心の底ではあったのかなと思う」と振り返った。

2年生のオディカヌハムは「自分たちのことより、チームのことを優先する頼もしい先輩たちでした。日々練習をして、いい結果を出したい」と新チームの始動を見据えていた。