高校野球南北海道大会開幕カードで、東京オリンピック(五輪)日本代表の伊藤大海(日本ハム)、田中将大(楽天)の母校、駒大苫小牧が立命館慶祥に8回コールドで敗れた。

先発石橋利久投手(3年)は7回途中まで毎回三振を奪う力投を見せるも、立命館慶祥打線に集中打を許し6失点で降板。

打線も毎回得点圏に走者を置きながら、あと1本が出ず。7回裏にあと1人でコールド負けという場面で橋本奏人一塁手(2年)が意地の2点適時打を放ったが、直後の8回にリリーフ陣が力尽きた。佐々木孝介監督(34)は「守りでここまで崩れてしまうのは想定外。選手たちはこの悔しさを忘れず、次のステージに生かしてほしい」と話した。