昨秋全道4強でセンバツ21世紀枠の北海道推薦校に選ばれた知内が、1回戦で涙をのんだ。

5安打1得点に終わり、最後の打者となった川村主将は「何とかつなごうと思ったけど、結果につながらず悔しい」と振り返った。兄友斗(仙台大4年)は、北海高時代に甲子園で2本塁打を放つなど準優勝に導き、今秋のドラフト候補にも上がっている。試合前に「頑張れ」と連絡をもらったが、兄に続く聖地には届かなかった。

▽知内の吉川英昭監督(45) 町立ということもあって声をかけてもらうことも多かった。結果を残せず申し訳ない。指導力不足だったと思う。

▽先発し4回1/3 3安打3失点の知内・本庄 結果的には負けてしまったが、納得のいく投球はできた。自分の持ち味は出せた。