秋の準優勝校・東海大大阪仰星が逆転勝ちで4回戦に駒を進めた。

1点を追う5回に同点に追いつき、なおも2死一、二塁から入谷颯外野手(3年)の中前適時打で勝ち越し。この1点を守り切った。

またこの日は系列校の東海大相模野球部員が新型コロナに感染し、同校が出場辞退したことが発表された。東海大大阪仰星・上林健(かんばやし・つよし)監督(53)は東海大時代、1学年下でともにプレーし、今夏限りで勇退を発表した東海大相模・門馬敬治監督(51)について、「門馬はこんなところで終わる男ではない。まずは体調を治すことに専念して、野球界発展のためにまた関わってほしい」とねぎらいとともにエールを送った。

「(東海大)相模をはじめ、敗れた東海大グループのために我々は戦う」

決意を新たに東海大大阪仰星は25日、大阪と4回戦(12時10分、くら寿司スタジアム堺)に挑む。