前橋育英が延長12回にもつれる死闘を6-1で制し、5大会連続6度目の甲子園出場を決めた。

5回に先制を許すも、8回2死二塁、皆川岳飛主将(3年)の左前適時打で同点に追いついた。

延長12回は無死二塁で、岡田啓吾遊撃手(2年)が右翼への決勝2ランで勝ち越し。この回打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い、試合を決めた。皆川主将は優勝インタビューで「いろいろな強豪を倒しながら、レベルアップできたと思います。(8回の同点打は)キャプテンとして意地を見せようと思いました」と振り返った。

◆前橋育英 1963年(昭38)に創立された私立校。生徒数は1565人。野球部は1964年(昭39)に創部。部員数は77人。甲子園出場は春2回、夏6回目。2013年夏に初出場で甲子園を制した。主なOBは西武高橋光成。所在地は群馬県前橋市朝日が丘町13。金子雅人校長。