宇部鴻城は投打に精彩を欠き、2年ぶりの夏制覇を逃した。

エース右腕の天野大空(たく)、2番手の浦部愛翔、3番手の山本隆章(ともに3年)がそれぞれ複数失点。投手陣の3本柱が粘れず、打線も4安打1得点と援護できなかった。

尾崎公彦監督(51)は「決勝は天野と言っていたので背番号1にかけました。コロナとかでいろいろ大変だったと思うが、よくやってくれたと思います」と選手たちの頑張りをたたえた。