春夏連続出場の明徳義塾(高知)は県岐阜商との対戦が決まった。ともに全国クラスの強豪で、1回戦屈指の好カード。米崎薫暉(くんが)主将(3年)は「対戦相手が決まって、身が引き締まっている気持ちです。(高知大会決勝で)高知高校に勝てて勢いも出てきていると思う。甲子園でまずは初戦、勝ちたいなと思います」と意気込んだ。今春のセンバツでは「1回戦で仙台育英さんに1安打完封で負けてしまった。甲子園の借りは甲子園で返すため、まずは初戦に勝って優勝を目指したいです。エース代木を中心にした堅い守りがぼくたちの持ち味。優勝目指して頑張ります」と頂点を意識する。

馬淵史郎監督(65)は「鍛治舎さんがやられているので、力強いチームという印象です」と相手の印象を語り「強豪校ばかりなので(目標は)全国優勝などとは言えないんですけど、出る以上は1つでも多く勝って1日でも長く甲子園にいたい」と語った。

高知大会決勝では、今秋ドラフトの目玉候補、高知・森木大智投手(3年)を攻略し、甲子園常連校の貫禄を示した。エース代木(しろき)大和(3年)は3失点完投。決勝戦終了後、大きな責任を果たしたエースは涙にくれた。1回戦敗退で短かった春の分まで。まずは強敵を初戦で倒し、長い夏にする。

 

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