第103回全国高校野球選手権の大会本部は19日、大会日程を変更し、降雨ノーゲームになった近江-日大東北、西日本短大付-二松学舎大付を20日の第1、第2試合に入れ、その後の試合を2つずつ後ろにずらすなど調整した。準決勝前日の休養日は27日、決勝は29日。大会史上最多を更新する7度目の順延で、今後も天候不良が予想される。

すでに休養日2日が消滅して残り1日となっており、担当者は緊急会見で「3連戦回避を掲げている。私たちは強くとりたい」とあくまでも休養日を設ける考えを示した。さらなる順延で休養日を維持した場合、決勝の繰り下げが現実的となり、31日に阪神戦との同日開催案も出ている。担当者は「予定より大幅に遅れている。大会を終えられるよう全力を尽くしている」と続けた。

大会日程と試合結果