札幌龍谷学園が札幌東を8回コールドで下し、4強入りした19年以来の秋全道に王手をかけた。

背番号10の左腕、三瓶壮一朗(2年)が122球で8回4安打無失点。雷雲の接近により1時間の中断もありながら、ダウンを着用し、体を冷やさないように工夫するなど「集中力を切らさずに最後までできた」と納得の投球だった。

昨秋、背番号1で初めてベンチ入りしたが、結果が出なかった。地区初戦の北海戦で今秋ドラフト候補の木村と投げ合い、5回1/3で10安打10失点と打ち込まれた。今春も1番をつけたが、地区2回戦の札幌第一戦で1回に5失点するなど、なかなか状態が上がらず夏は背番号「17」。公式戦での登板もなかった。

今秋、やり返すべく研究を重ねた。「縦の速い変化がほしくて、木村投手のスライダーはすごくいいので投げ方を参考にした」。木村が登板した春甲子園の映像をみて、自分なりに改良を加えた。この日は低めに決まる球も多く「結果が出たと思う」と手応えを得た。次は春に敗れた札幌第一戦。「自分のパフォーマンスを発揮したい」と雪辱に闘志を燃やした。【山崎純一】