夏4強の八戸工大一は青森商に7-0の7回コールドで快勝。エース右腕・広野風雅投手(2年)が7回3安打無失点の力投を見せた。

先発の広野は、初回から3回連続の3者凡退で流れをつかむと、7回まで安定した投球でスコアボードに「0」を並べた。春先には制球にばらつきがあり、そこから崩れることもあったが、この試合は1四球。ロッテの種市篤暉投手(23)、今秋ドラフト候補の黒田将矢投手(3年)から継承した背番号「1」にふさわしい投球を見せた。長谷川菊雄監督(44)は広野の投球を、「100点満点。夏に悔しい思いをして、意識も行動もすべて変わった」と評価。夏の悔しさをバネにして秋を勝ち抜いていく。

打っては葛西凜捕手(2年)が2安打3打点の活躍で相棒を援護した。1回1死二、三塁でスクイズを成功。7回1死では2球目の内角直球を左翼席に突き刺した。葛西は「手応えはあまり良くなかったんですが入ってくれという気持ちで走りました」と振り返り、ホームに生還し笑顔を見せた。

今月1日から全体練習を再開。6日に地区予選が終わったばかりで、県大会は5日で4戦の過密日程。長谷川監督は「みんなにチャンスがある。日替わりでヒーローが出てきてほしいと思います」と、日程をプラスに捉え、全員で頂点をつかみに行く。【濱本神威】