北越(新潟1位)は長野日大(長野4位)に13-3の5回コールド勝ち。県大会は4番を打っていた柳沢龍一塁手(2年)は8番打者として3打数3安打と暴れた。

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北越の8番柳沢が3打数3安打で意地を見せた。0-1の2回裏1死一、二塁で左越えへ同点となる二塁打。1点のリードを許した直後の4回裏には1死から右前打で出塁し、猛攻の口火を切る。打者一巡し、この回2打席目でも右前打を放つ。チーム16安打13得点の打線をけん引した。

県大会では主に4番を任されていたが、8打数1安打の打率1割2分5厘と不発に終わっていた。中軸を外れたが「どの打順でもヒットを求められていると思うので、下位打線でも自分の仕事をするだけだと思った」と3安打を振り返った。次戦は敦賀気比(福井3位)と対戦する。「力があるのは分かっているが、気持ちを強く持って一戦必勝で戦いたい」。言葉が力強かった。【飯嶋聡美】