北越(新潟1位)は敦賀気比(福井3位)に2-10、7回コールドと力負け。日本文理(新潟2位)とともに県勢は姿を消した。

北越は敦賀気比に2-10の7回コールドで敗れた。エース山倉大武(2年)-西潟晴斗(2年)-山田直輝(1年)と3人の左腕が継投するが、敦賀気比打線の勢いを止めることができなかった。

小島清監督(46)は「これが今のうちの力です。相手の方が上回っていました」。ゲームプラン通り、3イニングを目安に3投手の継投だった。だが投球が高めに浮き、甘い球を痛打され、13安打を喫した。

完敗にも甲子園常連校との一戦で力を試せたことは収穫だった。「ここで得た収穫をどう成果に生かすかが、冬の課題になる」と小島監督。投手陣の球威と、追い込んでからの制球の精度アップを課題に挙げていた。